礼文岳
期間：1998年７月28日
メンバー：石原
７月27日の午後に札幌を出発し、稚内に到着したのはだいぶ暗くなってからである。その夜は車中に宿泊し、朝一番のフェリーで礼文島に渡る。香深港から登山口まではだいぶあるのであるが、バスの時刻が１時間以上も後になる。タクシー代ももったいない。よって歩くことにする。今回の山行は仕事も兼ねているので、虫を採集しながら歩く。海を見ながらの歩きは楽しいが、２時間以上も歩くとさすがに飽きてくる。ようやく登山口に着いた頃には、時間はすでに11時になっていた。この時間ではきっと細山夫妻は下山してしまっているに違いない。まあ、細山夫妻とは今晩の宿である旅館で会えるのであるから、そのまま登ることにする。最初は急な登りであったが、終始緩やかでだらだらとした登りであった。大部分の花はすでに終わっているようであり、あまり花は見ない。森林限界を超えるとだいぶ風が強い。１回コルを越えて、再び登ると礼文岳山頂である。曇りがちで山頂からのパノラマは期待できず、風も強く寒いのでさっさと下山することにする。下山時には依然痛めている左膝の痛みが出てしまった。４ヶ月ぶりの登山であるのも一因かもしれない。そのため、登りと下りはほぼ同じコースタイムになってしまった。左膝は日常的には問題はなく、スキー板を履いているときも大丈夫なのであるが、靴での下山時の場合には体重がかかるためか痛くなるようである。なんとか対策を考じたいところである。帰りは歩くことなくバスで香深へ戻った。旅館で細山夫妻と無事に合流。その夜は久しぶりというこもあり、宴会になったことは言うまでもない。
コースタイム
香深港フェリーターミナル8:40〜内路（登山口）11:05〜礼文岳山頂12:20-35〜内路13:35
期間：1997年７月27日
メンバー：石原・Ｙさん
前日の夜にゲートパークに入り、駐車場にテントを張って朝を迎える。前夜ちょっと飲み過ぎたせいか、二日酔い気味の出発。最初からやや急な登りが続く。やがて雨が降り出す。１時間ほどで雨竜沼湿原に出る。晴れていればさぞかしきれいなのだろうが、ガスでいまいちよく見えない。高山植物はおおかた終わっている。南暑寒別岳まで行くとなると、ここからまだ距離がある。しかし、今日は天気が悪いので、これ以上登る気がせずに下山することにする。ゲートパークに戻ってきたのはまだ９時であった。
コースタイム
雨竜沼ゲートパーク6:00〜雨竜沼湿原7:15-8:00〜ゲートパーク9:00